手吹きガラスの器は、工業製品のガラスより厚みが均一でない部分があります。これが手吹きの表情でもありますが、扱い方によっては割れやすくなる場合もあります。長く使うために知っておいてほしいことをまとめました。
食洗機は使えるか ¶
基本的には手洗いを推奨しています。食洗機の高温と水圧が、ガラスの薄い部分に負荷をかけることがあります。特に口縁が薄い作品は注意が必要です。ただし、厚みのあるグラスであれば食洗機でも問題なく使えているお客様も多くいます。心配な場合は、工房にお問い合わせください。
急激な温度変化に注意 ¶
冷蔵庫から出したばかりの器に熱いものを入れると、割れることがあります。これはガラスの熱膨張の差によるものです。特に厚みが均一でない手吹きの器では、この差が大きくなる場合があります。使う前に室温に戻す習慣をつけると、長持ちします。
保管の方法 ¶
グラスを重ねて保管するのは避けてください。口縁に傷がつき、そこから割れが広がることがあります。棚に並べて保管するか、布を挟んで重ねるようにしてください。一輪挿しや花器は、水を入れたまま長期間放置しないようにしてください。水垢がつくと取れにくくなります。
欠けた場合の対処 ¶
口縁が少し欠けた場合、そのまま使い続けると欠けが広がることがあります。工房で制作した作品であれば、修理の相談を受け付けています。金継ぎ的な補修で、欠けを新たな表情として残す方法もあります。まずは写真をメールで送ってください。
手吹きガラスは、使い続けることで表情が変わっていきます。割れても修理の相談ができます。長く使っていただけると嬉しいです。